週刊ライポスポーツ山形版12号(97年6月20日)/東京都千代田区麹町・JFN新聞社
『夏涼しく冬暖かい』というのが、木造日本家
屋の良い所なのだが、木造なのに『夏クソ暑く
冬クソ寒い』ライポのアパートはどうなって
るの!?(小倉智昭のカツラ!?)本当に。中野に
あるアパートに住み続けて3年。カーペットに
黒くて大きなシミを発見した。本棚は動かせ
ないのでカーペットにハサミを入れ、恐る恐
る中の畳をのぞいて見ると『ガーン』畳一面
の黒カビである。(サンコンさんより黒いと
思う。)知らぬ間にひっそりと成長していたの
だ。これを期にペニシリンでも合成してみる
か!というわけにもいかず、雑巾を右手に持
ってカビと格闘すること2時間。ふいてもふ
いても、一向になくならない。あとから、あ
とから湧いてくるライポの性欲のようなもの
だ。そうこうしていると、8年ぶりの6月の
台風が中野を直撃。木枠の窓から雨が漏れて
くるし、その雨でカビが拡散して
いるし、ライポ宅がカビの苗床と
化す日もそう遠くはない。自然な
んて大嫌いだー!!
'94年6月20日 ライブ「石田ちゃん祭り」
主催者の名前に「祭り」という名前をつけ
てタイトルにしてしまうセンスの無さはさて
おき、この日のトークゲストは豪華だった。
新日の獣神サンダーライガーである。ライガ
ーが楽屋入りすると、楽屋が「お祭り」騒ぎで
サインを求めて若手芸人が群らがった。(ネタ
合わせしろよ!!)芸人にはプロレスマニアが
多く、ライガーはまさに「神」だった。プロレ
スに、全く興味のないライポまでサインをも
らってしまった。サインの途中、ライガーが
「いやーそこの角のうどん屋でうどん食って
来たら、暑くて、汗かいちゃって、汗ふかせ
てくれる。」と爆弾発言。マスクマンがどうや
って汗をふくのか見ていると楽屋の隅で隠れ
るように汗をふいていた。どんな強いレスラ
ーよりも一杯のうどんがマスクをはいでしま
うという「北風と太陽」のようなお話でした。
(そんなシメでいいのか!?)
水野晴郎先生に捧ぐ
6月2日 「レリック」を見に行く。つぶや
きシローが宣伝部長ということで
悪い予感がしたのだが、その通り
になってしまった。人間が謎の葉
っぱを食べて怪物に変身してしま
うという、ひねりのないB級スト
ーリー。たった一体だけ登場する
超セコイジュラシックパークのよ
うな怪物のSFX。人間の遺伝子
が33%だけ残留しているという怪
物なのだが映画自体の満足度が33
%にも満たなかった。この駄作と
ともにつぶやきシローも消え去っ
てくれるとライポとしては嬉しい。
金返せ!!