整理番号の変遷(九州)
あらまし
いわゆる「標識令」により都道府県道番号の標識が定められたのは1971年10月である。それまで都道府県道の整理番号は各都道府県でバラバラに定められていたが、標識ができたことにより、複数の都府県をまたがる路線においては整理番号を統一する必要が出てきた。このような状況の中、九州は関係する県が少ないため比較的早い時期に整理番号の統一が行われた。もっとも、「統一」といっても変更時期はバラバラであり、7県が一斉に変更・統一したわけではない。以下、各県の状況を示す。
各県の状況
- 福岡県
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- 1955/01/25 現行道路法による県道路線(主要地方道)の第1次認定(告示第934号)。整理番号は1番から順に設定される。
- 1959/04/01 一般県道の認定(告示第232号)。整理番号は1番から順に設定される。
- 1973/03/31 告示第316号の19で整理番号が変更される。主要地方道が1番から、一般県道が101番からとなり、地域ごとにブロック化された番号となる。
- 佐賀県
- 現在調査中。
- 長崎県
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- 1955/01/14 現行道路法による県道路線(主要地方道)の第1次認定(告示第19号)。整理番号は1番から順に設定される。
- 1958/07/15 一般県道の認定(告示第365号)。整理番号は29番から順に設定される。
- 熊本県
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- 1955/01/20 現行道路法による県道路線(主要地方道)の第1次認定(告示第40号)。整理番号は1番から順に設定される。
- 1960/04/01 一般県道の認定(告示第203号)。整理番号は30番から順に設定される。
- その後、1970年から1971年にかけて整理番号が変更され、主要地方道が1番から、一般県道が101番からとなる。変更は内部処理として行われており、告示は行われていない(したがって、明確な変更時期は不明である)。
- 大分県
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- 1954/09/14 現行道路法による県道路線(主要地方道)の第1次認定(告示第192号)。整理番号は1番から順に設定される。
- 1959/03/31 一般県道の認定(告示第274号)。整理番号は1番から順に設定される。
- 1973/04/02 告示第249号及び第250号で整理番号が変更される(形式的にはそれまでの路線を廃止して新たに認定を行ったことになっている)。主要地方道は1番から、一般県道は101番からとなり、地域ごとにブロック化された番号となる。
- 宮崎県
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- 1954/11/05 現行道路法による県道路線(主要地方道)の第1次認定(告示第453号)。整理番号は1番から順に設定される。
- 1959/06/01 一般県道の認定(告示第226号)。整理番号は1番から順に設定される。
- 1972/11/21 告示第1142号により「路線番号」の設定が行われる。主要地方道は1番から、一般県道は101番からとなり、地域ごとにブロック化された番号となる。
- 鹿児島県
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- 1954/01/20 現行道路法による県道路線(主要地方道)の第1次認定(告示第246号の5)。整理番号は1番から順に設定される。
- 1958/11/01 一般県道の認定(告示第773号)。整理番号は1番から順に設定される。
- その後の路線認定において、告示のたびに整理番号が1番から付番されることがあり、全体を通しての整理番号がはっきりしない状況となった。
- 1972/08/02 公告により「路線番号」の設定が行われる(公告文には、標識令に基づいて番号を設定した旨の記載がある。都道府県道番号標識の設定に伴って「路線番号」を設定したという意味である)。このような番号設定は異例である。