東芝EMI・あべ(以下「あ」):みなさんこんばんは。「あべはんのオススメ」がいよいよはじまりました。えーわたくしですね、東芝EMI・M’sPlaceのあべと申します。どうぞよろしくお願いします。えー、今月はですね、えースペシャル番組ということでですね、1ヶ月間、「あべはんのオススメ」という形でですね、えーアーティストの方をゲストに迎えていろんなお話をうかがっていくというば番組になってます。第1回目のきょうはですね、SHAZNAのみなさんに来てもらいました。こんばんは!
3人:こんばんは。よろしくお願いします。
A・O・I(以下「A」):第1回目なんだね。
NIY(以下「N」):めちゃめちゃかたいじゃないですか。
A:なんか俺が緊張してしまってるじゃないか。あれ、どうしたんだ。よろしくお願いします。
あ:まぁメーカーの人間がですね、このような番組をやってるってことはですね、はなはだいろんなはがきやFAX等で「出過ぎだ」と、(3人の笑い声)
A:まぁおかしな話ですよね。
あ:おかしな話ですよ。「アーティスト気取りかおまえは」という声が多いんですけど、金出してるのは東芝だから勝手にやらしてもらいます(笑い声)。
IZAM(以下「I」):おもしろーい!
あ:そういう感じでですね、やらしてもらってます。それでは、まず最初に1曲聴いていただきたいと思います。それでは、NIYさん、お願いします。
N:えーとですね、今年の1月の1日に発売になりましたSHAZNAのベストアルバム「1993-2000」の中からお送りいたします。SHAZNAで「TOPAZ」。
(曲が流れる)
あ:はい、「あべはんのオススメ」ですけれども、きょうはSHAZNAのみなさんがゲストです。えー、改めまして自己紹介をお願いします。
I:はい、ボーカルのIZAMです。よろしくお願いします。
A:えー、ギターのA・O・Iです。よろしくお願いします。
N:ベースのNIYです。よろしくお願いします。
あ:まぁ、よろしくお願いしますっていうのもですね、なんだかたどたどしいですけど、
A:よろしくお願いしようかなと思って、(笑い声)
あ:まぁ、ひさしぶりにSHAZNAのみなさんにぼくも会うんですけれども。
A:そうですね。
あ:あの、「Winter's Review」、
I:去年じゃないですか!(笑い声)去年の話ですよそれ。
あ:それからなかなか会ってなくて、いろいろとなにやってたんですか。
I:SHAZNAは動いてなかったからね。なんにもね。うん。曲作りとか。
A:メインは、俺とか、NIYとかは曲作りがメインですね。
あ:IZAMくんは、
I:ぼくはテレビに。
あ:出てましたねぇ。ロンドンねぇ。
I:はい。出てましたけど。
あ:今年の1月1日にSHAZNAの音楽活動の集大成とまぁ、言っていいのかどうなのか、まぁ、「SHAZNA BEST1993-2000 OLDIES」(噛んでうまく言えず笑われる)をリリースしてということで、ひとつの区切り的な意味合いを、ファンの方も思われてるかも知れないんですけれども、そういうふうに言ってもいいのか、それとも、メンバー的にはどういう感じで思ってるところがあるのかなっていうのがまずありますが。
I:まぁ区切りだろうね。うん。これはね。ベストアルバムってことでね。
N:そうっすね。
I:でも、デビューして、2年目にしてベストアルバムっていうのも早いけど。
あ:でも、相当シングルいっぱい切ってて、シングルの数としてのベストっていう意味合い?としては、シングルがそんな売れてない人もベスト出す世の中、(IZAM大笑い)SHAZNAの場合はさ、
I:なんてことを言う!(笑いながら)
A:まぁそういう世の中ですからね。
あ:まぁ、全部シングル、セールス的にはすごくいってる中でのなんていうの、ベストってことでね、十分ベストたるベストですよね。
A:今回そのベストに、シングルだけじゃなくて、なんかライブ、さっきも聴いてもらった「TOPAZ」とか、なんかライブでしかやってなかったりとか、ライブでずっとむかしからやってた曲とか、を入れられたのが俺うれしかった。だからいろんな意味のね、長いなんかSHAZNAのデビューしてから2年間って言うよりも、なんか結成から、かれこれぼくらは8年ぐらいやってるんですけども、そのね、7年間8年間のベストアルバムがつくれてね、それはもちろん区切りになったって、うん、いま曲つくっててもそう思う。
あ:じゃぁいま曲つくってればまたちがう感じで、
A:そうですね。ちがう感じでっていうよりもね、
あ:SHAZNAのまた新しい感じを見せようとしている。
A:うん、っていうところはね、もちろんあるし、あとね、いまはね、あの、このあと話になると思うけど、ライブをすごく意識してるところがあるから、自分の精神的にね。で、そういう曲がけっこう生まれてますね。
あ:なるほど。いまライブってことだったんですけれども、まぁ、段取りとかここにディレクターの方が書いてくれたですね、これを読みながら進行進めてるんですけれども、まぁいまライブということなんで、まぁ、ライブの話にしてもいいなと思ってるんですけれども、8月の21日、千葉県ですね、市川のCLUB GIO、っていうところからスタートして、9月の29日の、新潟JUNK BOXというところで、とりあえずは終わるという、これ全部で、
A:21本。
あ:21本ですね。
A:あべさん、いま上から数えようとしましたね。(笑い声)なにを思ったか。
あ:まぁ21本あるってことで、まぁ東京でもね、渋谷のCLUB QUATTROで、ライブをするんですけれども、まぁこのラジオをね、お聴きのエリアっていうのが東京実は入ってなくて、まぁ地方の、でもなかなかSHAZNAも地方で細かくやるライブっていうのはなかなかなかった、
I:はじめてなんですよ。
あ:そうですよね。もういきなり出ていっていきなりホールとかでやったりとかね、そんな感じで、
I:大都市しかやったことないからね。
あ:まぁそういう意味じゃこのラジオをお聴きのみなさん、いよいよSHAZNAが街に来るぞっていうところでね、(笑い声)、あのー、ぜひ楽しみにしてもらいたいなと思うんですけれども、
I:そうですね。
あ:ちなみに8月25日は鹿児島でやるわけですね。キャパルボボール。これが8月25日。このラジオを聴いてるところでいうとあとはどこがあるんだろうな。うーん。
I:大分は近くないですか。
あ:あー、大分近いですね。8月27日日曜日ですね。こちらは。
I:大分DRUM TOPSですね。これぼくらのデビュー3周年記念日なんですよ。
あ:ほー。8・27重要じゃないですか。なにかあるかも知れませんね。
A:あります。
I:あるよね。
A:ベースの人がなにかやります。(笑い声)
I:そう、なにか、発言。
N:いろんなことが。
あ:で、8月29日ですね。火曜日は。まぁ栃木でも聞こえてると思うので、宇都宮、
I:宇都宮のVOGUE。
あ:宇都宮のVOGUEでもやりますし、そういうところですかね。
I:そうですかね。
あ:あとは函館、札幌、京都、神戸、高知、松山、
N:けっこう細かいですね。
I:そうですね。いっぱいまわりますし。
あ:広島も行きますしね。山口、
I:山口県と広島って近いんですよね。
あ:ちょっとね。ちょっと近いかも。
I:微妙にね。
A:さっきからなんかたどたどたどたど…(笑い声)
あ:いや、なるべくね、みなさんにね、またライブのあるエリアと、こうお知らせしてこのあと、どんなライブをやろうとしてるのかっていうのをね、聞きながらライブに足を運んでもらえたらなと思ってるんですけれども、
I:そうですね。
あ:えー、9月14日は広島・ナミキジャンクションっていうところでやるそうです。ツアーの問い合わせ先です。ファン・アンリミテッド、東京(03)5443−8018となっています。ライブは、このあとどういうライブにするかっていうような話をこのあとしていきたいんですけれども、もう1曲ここで聴いていただきたいと思うんですけれども。
I:そうですね。じゃぁ、ぼくいきます。はい、じゃぁライブということでね、ひさしぶりにぼくらがデビューしたね、アルバムに入っている曲なんですけども、それをベストアルバムバージョンでお送りします。聴いてください。SHAZNAで「Magenta Story」。
(曲が流れる)
あ:はい、お聴きいただいたのは「Magenta Story」です。はい。
A:(笑いながら)「マゼンダストーリー」です。「ダ」。まぁ、これを「マゲンタ」って読む人もいますけどね。まちがえないようね。
あ:失礼しました。
A:「あさがお」です。
あ:ということだったんですけども、まぁライブはですね、どういう感じのライブを、まぁ「箱」的には、キャパ的にはだいたい200から600の間ぐらいって、
I:うん、間ぐらいですね。
あ:まぁ、いままでのSHAZNAではまた、すごくファンの方たちも、近く感じられる、まぁインディーズのね、時代のSHAZNAを知ってる人だったらまだ、あるかも知んないですけども、メジャーデビューしてからはね、こんなに近くでね、メンバーに会えるっていうライブはないと思うんで、まぁどういうふうなライブにしていこうと思ってますか。
A:もちろんライブハウスだから、そのスピリッツを大事にしたいなっていうことが基本で、曲目とかはね、あの、「OLDIES」を発売したあと、ぼくらは実際まわってないんですね。ベスト盤出したあと。ただ、ベスト盤に入っているもちろんシングル曲とかも、はじめて来る人も多いだろうから、聴かせてあげたいなと思うんだけれども、さっき言ったみたいに新曲とかも織り交ぜてね、ちょっと曲の並びはね、どういうふうになるかはね、秘密というかね、言えませんね。
あ:新曲ってことは、ぼく、レコードメーカーの人間も聞かされてない新曲ってことですか。
I:あー、そうですね。
A:もちろんだから今後、それがシングル化されるかどうか、音源かされるかどうかっていうのはまったく予定もないような新しい曲をね、ライブでやってからレコーディングするかも知れないし、うん。実際その、なに「PURE HEARTS」がセカンドアルバムで、あと「OLDIES」出して、いまサードアルバムに向けてレコーディング期間、レコーディングじゃないや、制作期間、だと思うんだけど、制作期間の一部にね、今回のツアーも入れたいなと思って、で、ライブで感じたこととかを、サードアルバムに入れられるようななんかそんなスタイルでもありたいですね。うん。
あ:まぁ音楽にストイックにね、これからの時期過ごしていくと思うんですけれども、まぁ、この6ヶ月間でどっか行ったりなんかはしたんですか。
A:プライベートで?
あ:プライベートで。
I:あー、行きましたね。いろいろと。ぼくはいろいろ行きましたよ。
あ:海外も含めて?
I:海外も含めて。まぁ、テレビも、ね、テレビでロンドン行ったりとかもあったし、あと、沖縄も行ったし、沖縄。うん、いろいろ行きましたよ。いろんなとこに。
あ:で、次の曲も、IZAMくんが書いたり、
I:詞はそうですね。
あ:じゃぁ、そういうところも織り込まれて、
I:たぶん出ると思いますね。素直に。はい。「6月の沖縄」とか。(笑い声)
A:なにチラッとこっちを見てるんだよ。
あ:A・O・Iさんはどうですか。
A:ぼくですか。うんとね、行ったのはね、韓国に行きましたね。でも、それはなんか、それがレコーディングに反映されるかは、作品に反映されるかっていうことではないと思う。
あ:韓国は何日ぐらい?
A:何日だっけな、3日? なかなかおもしろかったです。
あ:ウォーカーヒルとか行って、博打とかやったりして。
A:(笑いながら)そういうね、悪いことはしないで、そういうことはするひまがなかったんだけど、あのー、板門店とかね、なんかけっこう歴史的な建物とかね、見たりとか、あとそういう話をね、いろいろ聞きに行ったりとかね、うん、ちょっと韓国を勉強しようかなと思って。となりじゃないですか。でもぜんぜん知らないし、ひょっとしたらぼくたちSHAZNAで行くチャンスもあるかも知れないし、
あ:いやいや、引き合いはすごいですよ。東芝的にはね。
I:らしいですね。
A:事前にね、リサーチしてきましたからね。うん。
あ:NIYさんはどうですか。
N:ぼくもいろんなところ行きましたね。TSUTAYAとか(笑い声)、セブンイレブンとか、
I:ぜんぜん海外じゃないじゃない。
あ:立派な3段落ちありがとうございます。
N:どういたしまして(笑い声)。もう、ぜんぜんどこにも行かなかったっす。
I:ほんとどこにも行ってないんですよ。
あ:でもなんか、NIYさん、これは言ってもいいのか、ここだからいいですか、ブレッド&バター
N:あぁ、
I:それはいいんじゃないですか。
あ:うわさは聞いてますよ。
N:あのー、7月の
I:ブレッド&バターのローディーやったんですよ(笑い声)。
N:うわぁ。こら。7月の25日だったんですけれども、あの、高円寺の
I:高円寺じゃないよ。吉祥寺。
N:そうそう。
I:なんでぼくのほうが知ってるんだよ。
A:ついこのあいだじゃない。
N:(あわてながら)あぁ、そうそう。
A:で、どうだったの?
N:(あせりながら)いやー、あの、ウフとか、
I:ウフ。
N:ウフじゃねぇんだよ。まぁ、やっぱむずかしいっすね。ノリとか伝えたいことは、
あ:ロックとはちがうんじゃないですか。
N:うん、がんばって伝えたんですけど、うん、ぜんぜんやってることとか、ふだん聴かない音楽じゃないですか。すごい苦戦したんですけどね。でも、楽しかったですよ。
あ:ブレバタっていうとなにが有名なんでしたっけ。なにやってらっしゃるんでしたっけ。
N:えーとね、代表曲的な曲は「マリエ」っていう曲があって、あとね、アニメの主題歌もやってたんですよ。「タッチ2」のたぶん劇場版の、すごいマニアックなんですけど(笑い声)。
あ:なるほどね。でも、ブレッド&バターってなんかあれですよね。ユーミンとか、あの辺で知った人が、ブレバタやってるライブハウスで、まぁこれ聴いてる若い人は知らないかも知れないですけど、大御所ですよね。
N:そうですね。
A:大ベテラン。
N:大ベテラン。歳もね、俺より20歳ぐらい上なんですよ。
I:それ、「2まわり上」って言わない?(笑い声)「20歳ぐらい上」って。
A:わかりやすいのかわかりにくいのかわからないよ。
あ:でも、すごいね、そこである意味インスパイヤされるかな。
N:すごいされました。
あ:なるほど。されたらまた、それはすごいいいですよね。まぁ、じゃあそんな、ほんとはその辺で音楽的にとかその辺のプライベート的な音楽的なとか気持ち的に、ひとまわり的に変化があったのかなって聞きたかったんですけども、ま、もう1曲ここらへんで聴いていただきたいと思います。
A:はい、えーとですね、まぁ、今回あべさんといっしょということでですね、ぼくら東芝ではじめて出したシングルを聴いてもらいたいなと思います。えー、SHAZNAで「恋人」。
(曲が流れる)
あ:はい、お送りしてきましたけども、「あべはんのオススメ」ということでですね、まぁ自分で言っててもはずかしいんですけども、
I:赤くなってる。
A:誰が決めたんですか。
あ:なぜ「あべはん」かというとですね、まぁあの、Pierrotの、ピエラーの、ファンの方たち、SHAZNAのファンの子たちとはなじみがないんですけども、(笑い声)Pierrotのファンの方たちからは、なじみがあるのは、スイートハートの社長、ぼくのことをですね、坂上さんって京都出身じゃないですか。
I:神戸ですよ。
あ:あ、神戸ですか。
I:あー、そうですね。「はん」って言いますよね。
あ:で、「はん」っていうじゃないですか。で、ぼくのことを「あべはん」って言うんですよ。「あべはんちゃんとよろしくお願いしますよ、ちゃんとやってくださいよ」って、そういうんで「あべはん」ってついてですね、ですから「あべはんのオススメ」っていうのは、まぁこんな感じで名前をつけさせてもらってるんですけど、まぁ、今週に続いて来週も番組SHAZNAに来ていただいて、やって行きたいと思ってます。来週はもうちょっとですね、プライベートな部分、もうちょっと掘り下げていきたいなと、当然ライブの情報も来週お伝えしますけども、また、来週よろしくお願いします。
3人:よろしくお願いします。
あ:それでは、今週はSHAZNAは、また来週。
A:see you!
I:また来週。
N:さよならー。