4月23日に予定されていたIZAMちゃんのバースデー記念ソロライブが突然延期になって約5か月。9月になって、やっと日程が決まった。このまま立ち消えになってしまいそうで心配だったのだけど、実現するということでうれしかった。新しい日程は11月17日。週末でちょうどよかった。
1年に何回もライブをやっていたころはちょくちょく顔を合わせていたファンの人たちとも、1年ちょっとぶりに会うことになる。それもかなり楽しみだったりするのだけど。
会場は原宿の明治通り沿いのビルの地下1階にある。その横の細い道に沿って並ぶのだけど、ゆっくり話せるような場所がないのはけっこうつらい。あれこれ話をしようとすると「じゃまになりますのできちんと並んでください」と言われるし(これはしかたないけどね)、並ぶ順番もぐちゃぐちゃでよくわからない。なんだかなぁと思うけど、こういう場所ではしかたがない。
開場は18時。自分は170番目のチケットだった。内部は2段になっていて、上の段にストッパーがある。けっこうここに陣取る人が多い。麻紀さん、木いちご(ちひろ)さんなどがここにいた。自分はその前で見ることにした。
開演は19時の予定になっているので、会場に入ったあとはものすごく時間がある。ファンどうしできょうはどんな曲を演奏するんだろうね、何曲ぐらいあるんだろうねという話をしていた。自分のすぐうしろには麻紀さんたちがいて、待ちきれずに落ちつかないようす。
予定の19時になっても、まだはじまらない。開演前に流れてる曲が突然とぎれて、「おっ?」と思ったらまだ曲は続いていて、会場内で笑いが起きたりしていた。ほんとに待ちどおしい。
そして、12分おくれて、やっとはじまった。いきなり、結婚式のときに流れる曲(2種類あるけど…「ゼクシィ」のCFで流れてるのじゃないほう<笑>)が流れて、そのあとバックメンバーが出てきた。そして、ついにIZAMちゃんが登場。髪は金色で、ずいぶんと短くなっていた。スパンコール入りの黒い服と、左手だけ黒い手袋。やっぱりきれいだなぁと思う。うらやましい(切実)。
最初からかなりアップテンポな曲。はじめて聴く曲なので、当然タイトルもなにもわからないのだけど…ふんいきとしては、「なんだかなつかしいアイドル歌謡」という感じだろうか? 曲の感じも、歌詞も。1曲目が終わると続けてすぐに2曲目に入る。これもなつかしい感じの曲。
2曲目が終わったところでMC…と思ったら、IZAMちゃんはいきなりいすにすわって、横に置いてあったスケッチブックを開いた。フェルトペンのふたを歯で開けている。…筆談? ちょっと変わった展開。「ガブ飲みしたいときー」という声が客席から聞こえてきて笑いが起きていた。ほんとにそうだったら楽しいけどね(笑)。「みんな元気だった?」とか、そんなメッセージを書いている。「m(_)m」とか「(^o^)」とか顔文字をよく使ってる。うしろから、そうる透さんがのぞきこんで笑っていたけど、あれはほんとに書いてたのかなぁ? 透さんの名演技なのではないかと思うんだけど(笑)。
筆談が終わって3曲目。いきなりカスタネットが出てきた。「好きなん〜だけど♪」って歌うかと思ったよ(笑)。 やっぱり、全体的には「なつかしいアイドルポップス」という感じ。4曲続けて演奏。
その後、また筆談。「しゃべってー」という声が上がっても「しゃ・べ・ら・な・い」と、口パクで話しかけていた。筆談の内容は…「ボクって素敵?」とか「恋って胸キュン?(←これはウソです<笑>)」といった感じ…だったと思う。相変わらず、透さんはうしろからのぞきこんで笑っている。ドラムのスティックを顔にぶつけて「いてて」という顔をしたりする。なんだかビートたけしの1人ボケみたい(笑)。
8曲目ではマラカスが出てきた。あんまり振らずにすぐに客席に投げていた。自分のすぐ横に飛んできたけど取れなかった。残念。
腰から下の部分がよく見えなかったのだけど…ときどき衣装がずり落ちてしまうらしく、曲の合間に引き上げていた。別に引き上げなくても、サービスしてくれていいじゃない(爆)。見たいものは見たいです(笑)。それから、IZAMちゃんのわきの処理って完璧だよね(去年もだったけど)。また、エステの宣伝に出るのはどうでしょう?(笑)
そして、最後の筆談。「ボクって、年をとっちゃったかなぁ?」なんて書いていた。「そんなことないよー」というと「メキシカンジョークです」と書いていた。なんだそりゃ(笑)。そのあと、スケッチブックを破って客席に投げた。それを取ろうとして人が倒れたりしたのでちょっとびっくりしたけど。
このあと、2曲演奏して本編が終わり。10曲目で「ラストー」という声が上がったときは「えー」という感じだった。まだ1時間たってないからなぁ…。
10曲目になって、やっと、IZAMちゃんが口を開いた。といっても、「もっともっと盛り上がって」という掛け声だったけど…そして、メンバー紹介も行われた。「ギター、本田毅」えー! あの、PERSONZにいた本田さん? そういえば、どこかで見たことある人だなぁと思っていたけど、そうだったのか…こういう場所でめぐり合うとは思わなかった。IZAMちゃんのあこがれの人って、この人だったんだね。「Shocking Pink Vibes」でも、PERSONZの特集みたいなのをやっていたことがあったなぁ。
本編が終わったあと、客席には「Happy Birthday to IZAM♪」の歌が流れていた。そうだよね、きょうは7か月おくれの「バースデーライブ」だもんね。
ふたたびステージが明るくなり、メンバーが出てきた。こんどは、みんな黒い服でそろえている。IZAMちゃんはスーツを着ていた。
やっとここで、IZAMちゃんが口を開く。「不安で眠れないときも多かった」ということ、その他いろいろなできごとの話。これまでの状況から見ていて、平坦でないことは十分わかっていたけど…でも、来年からはまたCDもたくさん出していくとのこと。今年は映画出演など音楽以外の仕事が多かったこともあって、「来年はミュージシャンとして活動していきます」と言っていた。
そのあと、「これからもこのメンバーでやっていきます」と言ったところで「えー」という声が客席からあがった。SHAZNAはどうなるの!?ということだったわけだけど…「もう、そういう反応するとみんな誤解するじゃない! SHAZNAはいま休止中! ソロはソロ! ちゃんと区別してよ!」とIZAMちゃんがフォローした。それだけ心配なんだよ、みんな…。
アンコールは2曲。ほんとに最後になるとき、みんなから「えー」と言われて、「殺す気か!」と言ってたけど、そのあとに「訴えてやる!」があったほうがよかったと思います(笑)。
そうそう、今回のライブはすべて新曲ということで、曲のタイトルはわからないものばかりなのだけど、最後の曲だけ、「とわのじゅうけつ」と言っていた。「とわ」は「永遠」なのだろうけど、「じゅうけつ」ってなんだろう? 「充血」じゃないよねぇ(笑)。
そんなこんなで、全12曲のソロライブは終わり。1時間ちょっとでした。次はもっと長く聴けるといいなぁ…。
とにかく、じっとしている場所もないようなところなので、なにかにつけ「じゃまになりますのですぐに移動してください」と言われてばかりだった。あまりファンの人ともお話はできなかった。もっといろんな人とお話ができるとよかったのになぁ…残念。次はたくさんの人とお話できますように。
曲目ですが、「ミルク革命」に、セットリストの写真というかたちで載っていまして…
アンコール
ということになっていたのでした。「充血」どころか「じゅうけつ」って聞き取り自体まちがってたのね(爆)。