打ち上げ のほほん温泉ツアー in 伊香保温泉 2003/08/04-05


第1日目

集合、そして出発

 この日は11時30分に新宿に集合ということになっていた。スバルビルの前にバスが2台止まっていた。ぎりぎりで乗り込んだので席はほとんど埋まっていた。空いている席にすわって、発車を待つ。12時ちょっと過ぎに出発。

 バスは首都高速4号新宿線に入り、都心環状線から5号池袋線、外郭環状道路を経由して関越自動車道に出た。到着予定は15時。

車中

 バスの中では、「秘蔵VTR」が流れることになっていた。「秘蔵」というからには過去の映像などが流れそうだったのだけど、実際に流れたのは、レコーディングスタジオでカメラを自分で持ちながら撮影したIZAMちゃんのメッセージビデオだった。「これでも『秘蔵』でしょ?」と言ってたけど、はい、そうです(笑)。「過去のビデオが流れるかと思った人もいると思いますが、見せません。過去の汚点みたいなものだから」なんて言ってました(なにも、そこまで言わなくても…どんなに初期の、荒削りなものでもファンにとっては宝なのになぁ)。ちなみにNIYくんは、過去のビデオは次々と処分しているとのことです。あと、ビデオの中で話していたこと(おぼえている分だけ)。

 となりにすわっていた人は、石垣島旅行のとき、帰りの飛行機でお話した大里さん(ハンドルネームがわからないので本名でごめんなさい)だった。ホテルに到着するまで、いろんなことをお話していました。

ホテル到着

 関越自動車道ではちょこちょこと休憩をとったこともあって、実際の到着はけっこうおそかった。30分くらいおそかったかな?ホテルの前にはIZAMちゃんの車があった。

 ホテルの中に入り、会議室へ向かう。会議室といっても、とてもながめのよい部屋だった。全員集まったところで、これまでの旅行でもおなじみの上野さんから説明が行われた(会社を移られたようですが、それでもちゃんとファンクラブ旅行を仕切っている<笑>ということは、それだけIZAMちゃんからの信頼が厚いということですね)。「ライブのときのように前に集まってください」などなど、すっかりツボを押さえています。

 説明につづいて宴会の席決めと「IZAMを捜せ!」のくじ引き。自分が泊まる部屋のリーダー、YASUSHIさんがくじを引いた。「IZAMを捜せ!」のほうは、小さな写真(ホテルの外)が入っているだけだった。ここに行けっていうこと!? しかも、15時50分から16時までの10分間に来るように、だって。ひえー。もう、ほとんど時間がないじゃん。

 まずは、荷物を部屋に置いて、急いで目的地(どこなのかわからない)に向かうことにした。

「IZAMを捜せ!」

 目的地らしい写真をホテルの人に見せたら、ホテルから坂を登ったところにある石段だという。うわぁ。「いったいどこが『のほほん』なんだよぉ」という声も上がっていました。けっこう、坂がきついんだよね。最初から汗をかいてます。

 途中、微妙に迷いそうなところもあって、時間にまにあうのか心配だったけど、なんとか目的地に到着。そしてさらにここでくじ引き。最後だったので1つしか残ってなかった(爆)。で、新たな目的地を見ると「ニューヨーク・ニューヨーク」と書いてある。ホテルの案内を切り抜いたような、小さな紙。ひえー。またホテルにもどるってこと? ここまで来たのはいったいなに!?って感じでした。

 いま来た道を逆にもどり、ふたたびホテルへ。「ニューヨーク・ニューヨーク」の場所をホテルの人に聞いたら、教えてはくれたけど「まだ(店が)開いていませんが…」と言われた(笑)。

 中に入ろうとすると、Tシャツとポストカードを持った人たちとすれちがった。うーん。このふんいきからすると、どうやらここは「はずれ」らしいなぁ(未夜さんも同じことを言っていた)。いちど外に出てもどってきたのもなんだかなぁだけど、たった2回のくじで終わってしまうのもなんだかなぁです(笑)。

 けっきょく、「参加賞」として、Tシャツ(これは2日間ともライブに参加した人のみで、自分はもらえなかった)とポストカードを持って出てきた。

露天風呂

 かけまわって汗をかいたので、さっそく温泉に入ることにした。伊香保温泉って、九州でいえばどういう温泉なんだろうねぇ、などと思う。

 お湯は、茶色ににごっていました。たぶん鉄分でしょう。あと、露天風呂のへりをみると、カルシウム分のようなスケール(析出した石のようなもの)がついてました。こんなことを書く自分はやはり化学屋(笑)。

宴会

入場前の指示

 さて、今夜のメインイベント、宴会。あらかじめバスの中で「全員ゆかたを来てくるように」という指示が出されていた。以前、舘山寺温泉でのファンクラブ旅行で、あまりにゆかたの着用率が低かったので(前半参加者の話)、「どうして温泉旅行なのにゆかたを着てこないんだ!」っていうようなことを言ってたのを思い出した。そんなわけで、自分もゆかたを着て会場へ向かう。

宴会場到着

 会場に入ると、ぜんぶで8つの列があった。到着時のくじでどの列になるかが決まる。自分たちのグループは「B-2」だった。1列に2グループ、ということらしい。ちなみに「B-1」は麻紀さんたちのグループだった。

 まず最初に上野さんからの説明。まず記念撮影、次に食事で、その後ゲームをするとのこと。ゲームはぜんぶで5つあって、各列ごと(ゲームによっては2列で1チーム)の対戦らしい。優勝したチームは景品がもらえる、そういうゲーム。

写真撮影

 説明が終わって、さっそく撮影用に並ぶことに。A列から順に並んでいく。自分は前から2列目で、ひざを立てるかっこうなので待っているのがちょっとつらかった。そして、全員並んだところでIZAMちゃんが登場。と、なんと、IZAMちゃんが着てきたのはバスローブ。手にはブランデーグラスとねこの置き物。あのー、それって、岡田真澄の専売特許のような気がするんですけど(笑)。「えー」という声が会場から上がる。上野さんの「ありがたいお言葉をいただきます」の声で開会のあいさつ。どこかの「組」のあいさつっぽく話してました。お約束のように「みんなどうしてゆかたなんか着てるんだ」なんて言ったりもしていた。

 そして、最前列の中央にIZAMちゃんがすわって写真撮影。けっこう自分から近いところでした。

食事

 食事はなかなかに質の高いものでした。食膳の上には、今回の宿泊先、ホテル木暮の歴史を書いた大きな紙が載せられていました。「持ち帰ってゆっくり読んでください」と書いてあったので持って帰るつもりだったのだけどわすれてきてしまった(悲)。

ゲーム

 食事がひととおり落ち着いたところで、IZAMちゃんが前に出てきてゲーム開始。内容はこんな感じでした。

  1. ジェスチャー
    2列で1チーム。3人出てきて、IZAMちゃんor同じチームのメンバーに向かってジェスチャー。1分間にどれだけ当ててもらえるかor当てられるかを競うもの。「○○を△△する××」みたいな複雑なものではなく、単語だったのでかんたんだったはずなのだけど、A/B列チームは1問しか当ててもらえませんでした(悲)。IZAMちゃんのリアクションに「チャンネルを変えるちょっとおかしいNIYちゃん」なんていうものもあって楽しかったです(笑)。
  2. 伝言ゲーム
    これも2列で1チーム。全員が同じ文章を伝言するのではなく、4つの文章があって、どれを伝言するかくじで決めてました。自分がいたチームは「美意識過剰な君に失恋の予感を感じたぼくは瞳を閉じた」が最初の文章で、かなり短く伝えやすいものだったのですが、ほかのチームは文章というよりも単語の羅列のようなものが多くたいへんそうでした。最後の人が紙に答えを書いてIZAMちゃんに見せるのだけど、となりのチームは絵夢さんがねこの絵を書いていたりして楽しかったです(笑)。
  3. 連想ゲーム
    これは各列で1チーム。IZAMちゃんが連想するものを当てるゲーム。「は虫類といえば?」「夏祭りといえば?」の2問でした。自分たちのチームは「カメレオン」「テキ屋のNIYちゃん(笑)」と書きましたが、「カメレオン」は当たり。もう1問はよくわからない(おぼえていない)答えでした(爆)。
  4. しょうゆコーラ当て
    むかし、お正月番組などでよくあった(笑)ゲーム。これは2列で1チーム。各チームから4人出てコーラを飲むのですが、そのうち1つはしょうゆ入りのコーラになっていて、飲んでいる表情を見てIZAMちゃんがそれを当てるというもの(当てられなかったら点がはいるしくみ)。マネージャーの鈴木さんに聞いたりしてました(笑)。みんなけっこう演技がうまく、IZAMちゃんが当てたのは1チームだけでした。
  5. 黒ひげ危機一髪
    これまたなつかしいゲーム。フジテレビ「ドレミファドン」でおなじみ、と言ってわかる人がどれだけいるのやら(かなり多そうな感じでしたが<爆>)。これも2列で1チーム。飛び出さずに刺すことができたナイフの数が得点になるというゲーム。飛び出してもざるですくえば得点が倍になるというもの。で、実は、なんと最後のナイフまで飛び出さなかったチームが出てきてしまったのです。さらに、最後に飛び出た黒ひげ人形をIZAMちゃんがしっかりキャッチ。なんとこのチームには500点が入り、それまでのゲームがなんだったのかわからなくなってしまいました(笑)。
  6. じゃんけん
    黒ひげで予想外の事態が起きたために急きょ追加されたもの。IZAMちゃんとじゃんけんして、最後まで勝ち残った人がいるチーム(各列で1チーム)に400点が加えられるというもの。あのー、「タモリ倶楽部」じゃないんだから(笑)。で、単に点が加わるだけでなく、勝った人にはIZAMちゃんが「恋してクラ☆クラ」のビデオクリップで着ていたパーカー(ちなみにこのためにスタッフがつくったものだとのこと)がプレゼントされるというすばらしいものでした。自分はもらえなかったけど(爆)。

 そして、6つのゲームが終わって結果発表。最後にじゃんけんが加わって、いったいどうなることかと思われましたが、けっきょく、「黒ひげ危機一髪」で500点入れたチームが優勝しました。賞品は、これまでIZAMちゃんが出演した番組の台本でした。

 そんなこんなで、楽しい大宴会は終了。ふたたび「ありがたいお言葉」をいただいて、IZAMちゃんが退席。上野さんから、このあとでサイン会を行うことが発表された。

その他おぼえていること

サイン会

 この日のお楽しみその2、サイン会。好きなものにサインをしてもらえるということで、いったいなににサインしてもらおうかと考えた。旅行前に発表されていたらなにか考えてきたのだけど、なにしろ当日発表なので、いったいどうしていいかわからない。ありきたりだけど順当なものがいいのか、ウケを狙うのか…。順当なものといえば、前日のライブパンフレットかグッズのポストカードくらいしかない(Tシャツはもらえなかったからね)。ウケをねらうとしたら、前日見た「サタデー・ナイトフィーバー」のパンフレット、貯金通帳(なぜか持ってきていた<笑>)、ゆかた(これはマズいでしょ)といったところかな。でも、どっちにしても、決め手に欠けるねぇ。

 けっきょく、自分が選んだのは、2000年10月、イクスピアリで行われた「LOVELY Birthday」のサイン会のときからいろいろなファンの人に書いてもらっている個人用のサイン(寄せ書き)帳。いろんな思い出があるよね。この表紙にサインを入れてもらうことにした。

 21時30分に、(ホテル到着後集合した)会議室に集まることになっていた。みんなどんなものを持ってくるのだろう、と思っていたのだけど、目立ったのはTシャツ、携帯電話、そしてねこの「あんどうくん」だった(笑)。あと、変わったところではノートパソコン、論文(これは同じ部屋のこうさん)なんていうものもあった。最初に上野さんから説明があり、IZAMちゃんから「ありがたいお言葉」をいただいて、それからひとりずつサインをしてもらった。

 自分の番がやってきた。サイン帳の中をちょっと開いてみせたら、最初に書いてあるスガぴぃさんの絵を見て「最近(ライブやイベントで)見ないけど元気かなぁ」と言っていた。「(お盆前進行で)とてもいそがしいみたいです」と答えたのだけど、もっと全国各地をまわってくれるようにお願いすればよかったな、と思った(なかなか、関東地方まで足を運べない人、多いよねぇ)。

 予定は15分間だったのだけど、実際には倍の30分間かかってしまった。最後まで終わったのは相当おそかったのだろうなぁ…。

部屋にもどる

 部屋にもどったあとは、みんなで古いSHAZNAの曲などを聞いていた。途中、座敷わらしさんたちが遊びに来たりした。あと、自分は、今回参加できなかったファンの人にはがきを書いていた(といっても、住所をまとめていなかったので出せなかった人も多いのだけど。残念)。

第2日目

チェックアウトまでのこと

 朝食は7時からだったので、みんな6時に起きることにしていた。で、目はさましたのだけど、なにもすることがないのでけっきょくふとんの中で7時近くまでぼーっとしていた。

 朝食をとったあと、前日書いたはがきを出しに郵便局に行った。窓口に持っていってお願いすると、絵の入った消印(風景印という)を押してくれるんだよね。ちょっとでも、来れなかった人にふんいきを味わってもらいたくて、こんなことをしている(舘山寺のときも、石垣島のときも、同じようにして風景印を押してもらって出してます)。あと、記念に1000円貯金してきた(貯金通帳はこのために持ってきていたもの)。「石段の街伊香保郵便局」というスタンプを通帳に押してもらった。

 10時、ホテルを出発。1泊だけだったけど、楽しかったね。

伊香保グリーン牧場

 ホテルをあとにして、「伊香保グリーン牧場」という観光農園に向かう。午後、IZAMちゃんの新バンド「Vianka136」のライブを見るまでのつなぎ、かな。リハーサルもあるだろうしね。

 中はというと、うし・ひつじ・やぎなどの動物がいて、乳しぼりなどの体験ができたり、ここでとれた農産物を直売したりというもの。場内の一角にはなぜか現代美術館がある。ま、熊本にも同じような施設は、ありますね。っていうか、自分は家に帰ればうしがいるんですけど(笑)。ひつじの毛刈りなどを見ていた。

 やや時間を持てあましたところで、13時30分、ライブ会場の前橋Accuracyに向けて出発した。

Vianka136ライブ

会場のこと

 ライブ会場にはすぐに到着するかと思っていたけど、けっきょく1時間近くかかったような。街の中のライブハウスを想像していたのだけど、そこは、ちょっとまばらな住宅地だった。ライブハウスというよりも、練習用のスタジオといったほうがよいのかも知れない。コンクリートの打ちっぱなしの新しい建物。

グッズ購入権

 駐車場にバスが止まったあとも、説明があるということでそのままバスに乗っていた。1号車ではなにかじゃんけんをしているのが見える。いったいなんだろう。

 しばらくして、上野さんが2号車に入ってきた。これから、グッズのTシャツの購入権を決めるとのこと。かなり数が少ない、ということは前日の秘蔵ビデオでも流れていたね。で、気になる数は、黒のXLが3枚、Lが3枚、チビTが2枚or3枚…というような感じだった。ほんとに少ないんだねぇ。で、それをじゃんけんで決めていたというわけ。自分は、XLを買おうとしたけど、4人希望者がいた中で、ただひとり脱落しました(爆)。

入場

 なんだかんだで、会場に入場したのは15時近くだったような気がする。自分の入場順番は54番だった。

 入ろうとしてびっくりしたのはボディチェック。実際に服の上からさわって調べるんだよね。空港でもここまでやってないんだけどなぁ(笑)。しかも、ポケットのさいふをさわって「これはさいふでよろしいですか?」って聞かれたので吹き出しそうになった(ボディチェックになってないじゃん)。

内部

 ほんとに小さなスペースでした。うしろはけっこうゆとりがあったようだけど…。ほんと、練習用のスタジオという性格が強そうです。

開演

 会場に到着して約1時間。15時20分、やっとメンバーがステージに登場。そのまま演奏がはじまる。

 曲目は、どれもはじめて聞く曲なのでわかりません(笑)。ソロのIZAMちゃんの曲とはちがう、バンドの音。そうだよね、こういう音を聞いてたんだよねと思った。けっこう激しい曲が多かった。

 3曲演奏したところでメンバー紹介。全員、おとなしいふつうのあいさつだったので会場のみんなが笑っていた。牧場に行ったのもリハーサルの時間待ちだと告白してました(笑)。

 つづいて2曲演奏。さっきの曲よりはおとなしい感じの曲、そしてポップな感じの曲だった。

 ここでまたトーク。次の曲で最後だという。当然、「えー」という声が上がる。バンドができてからまだ4回しか練習していないという話だったし、曲が少ないのも当然なのだけど、もっといろんなものが聴きたいよね。次の機会には、もっといろんな曲を聴かせてくれるでしょう。そして、最後の曲を演奏。これもポップな感じがした。

 こうして、Vianka136初のライブが終了。約30分でした。ステージからメンバーが去ろうとするとき、惜しむ声の中でIZAMちゃんが「また来週!」と言ったので「ほんとに来週だね?」と叫んだらちょっと困った顔をしていた(笑)。

グッズのこと

 終演後、1階でグッズを販売していた。リストバンドとステッカーを買った。リストバンドは1人1組だけということだったのだけど、2組以上買った人がいたのか、最初の計算まちがいなのか、買えない人がいた。あとから追加で送られてくるようだったけど。

見送り

 帰りはIZAMちゃんが見送ってくれた。道を走っていた車を止めてバスを出してくれたり。止められた車の人、すごい体験をしたよね(笑)。うらやましい。

車中

 帰りの関越自動車道は渋滞していた。はげしい夕立ちが原因らしい。楽しかった旅行も終わってしまって、疲れが出ていたのかねむっている人も多かったなぁ。

新宿到着

 到着予定は19時だったのだけど、関越自動車道を練馬で降りたときにはすでにその時刻を過ぎていた。バスは目白通りと山手通りを走っていく。約1時間おくれで新宿に到着。自分は翌日の朝に帰ることにしていたので問題はなかったのだけど、これから帰ろうとする人はたいへんだったろうねぇ。参加したみなさま、どうもお疲れさまでした。また、ライブやイベントなどでお会いできるといいですね。